パパ活

待ち合わせ場所のカフェテラスでも、彼女の美貌は一人別格だった。
まさか彼女が今日のパパ活の相手だとは思えず、本当は隣でスマホをいじりながら屁をこいてそうなおばちゃんの方かな、と思ったほどだ。
彼女の名前は、ナナエさんと言った。
背筋がピンと伸びていて、目鼻立ちもくっきり。肩まで伸びるストレートロングが、更に彼女の美貌を際立たせていた。
売れないタレントなんですよ、とナナエさんは自嘲気味に言う。
モデルもやっているそうなのだが、わずかな仕事とはいえ肌と健康はキープする必要があり、稼ぎよりも支出の方が多い現状。
そして、不足分は、こうしてパパ活をしていると言う。
これだけ美人だったら、枕営業でもすればいくらでも仕事は取れるんじゃないか、と僕は浅はかに思うのだが、その辺りは僕の知らない世界だ。
とにかく、これは拾いもの。うるめ鰯を釣りに来て、金目鯛が釣れたようなものだ。
早速、二人でシャワーを浴びる。切れ上がった股の奥にちらちら見え隠れする秘部が艶めかしい。
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決して、あけっぴろげではなく、恥ずかしそうに二の腕で胸を隠すしぐさを見せるあたりも、僕の男をそそる。
僕もナナエさんも、スタンバイはOKだ。ベッドの中で体を重ねる。
それにしても、見れば見るほど、美人だ。どうして、こんな美人が、お金のためとはいえパパ活をやっているのだろう?と、僕は彼女の見事なバストに唇を這わせつつ、改めて思う。
しかし、その回答はやがてあっけなく訪れた。
「パパ~パパ~、ナナエちゃんねえ、もっとさわってほしいの~」
ナナエさんは感じ始めると、急に幼児言葉になったのだ。
僕は、呆気にとられた。先ほどまでとは別人だ。
「ナナエちゃんねえ、パパ大好き、パパはナナエちゃんのこと好き?」
口調どころか、声まで幼くなっている。
そして、僕が腰を動かし始めると、ナナエさんは「パパ~パパ~、パパ大好き~」と絶叫しながら、僕の腕の中で果ててしまった。
ナナエさんは、幼くして父親を亡くしているそうだ。そして、彼女にはかっこよかった父親の記憶しか残っていない。
だから、理想の男性=父親らしい。セックスをする時も、どうしても相手が父親に見えてしまって、子供の頃に気持ちが逆行してしまうそうだ。
いろんな女性がいるものだなあ、と、僕はファッション雑誌で最新のコーディネートに身を飾っているナナエさんを見ながら思った。
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